「怨霊塔」というDVDを入手しました。
タイトルからご推察の通り、ホラーものです。
廃屋系都市伝説の発祥地を発見した! というような内容なのですが、わたしが心引かれたのは関連する都市伝説名の列挙。
「ヤマニシ系」「固芥さん」「オラガンさん」「ウヅガアさん」「リョウメンスクナ」「髪寄りの法」「かんひも」「髪を引っ張る男」「自己責任」「毟られる髪」「八尺様」「憑き護」「コトリバコ」
とか書いてあったら見ないわけにいくまいよ!!!
でも……
実際は列挙されたものがほとんどまーったく出てこない、ちょっとかじっただけですーなオリジナルストーリーでした(´ω`)
ストーリーの元ネタは「自己責任」のお話だったのですが、何かに配慮したのか細部が異なっておりました。
昔のアンビリーバボーでよくあった心霊特集みたいなDVDだと期待していたので残念無念。
あーーーー
アンビリでまた心霊特集してくんないかなあああああ
なんだよアステカの祭壇って
ちくしょーめーーーーー
あ、
「怨霊塔」の内容ですが。
元ネタの「自己責任」には、関連すると思われるお話、類話が多々あり、一つの群を成しております。
DVDでは、その「自己責任」の出来事が起きた現場と思われる廃墟に撮影クルーが入り、発狂するという筋でした。
zえんぜん怖くありませんでした。
他にも山怖系に元ネタを求めたと思われる「山の怖い話」というDVDも手に入れたのでこちらに期待してみます。
面白いといいなあ。
因みに→「
自己責任」
「自己責任」というお話には類似するお話が多々あると述べました。
自己責任系の怪異群に共通するキーワードは「後ろ髪」と「目が見えない」
怪異の主とも言うべきナニカは、後ろ髪を掴んで襲い掛かってくるだとか、そいつに出会ったら後ろ髪を切らないと危ないだとか、
そいつは目が見えないとか、目をつぶすとか、目蓋をはぐとか、目が見えないのでこの話を知っている人のところに出るとか云々。
真偽はどうだっていいのですが、同一のものと思われる現象、物体が、無関係なお話の中で共通して出てくるのは大変興味深いですよね。
それらは無関係ではないかも知れないのです。
以前にも述べましたが、怖いお話を読む楽しみの一つは、話群を分類していくことだったりしますよね。
なぜ同じものが出現するのか、どうして語られたのか、そういうことを調べたり考えたりするのが楽しかったりします。
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