さてさて。
3onを始めた頃のわたしは大変なビビリでした。
今でも充分にビビリですが、今よりもずっとビビリでした。
それなのに当時から怖い話は好きで、読み漁っては寝るのが怖くなって、朝まで狩りをするというあほうなことをしておりました。
そしてその頃も、フレや部員の皆さんに「なんかなーい怖い話なーい」と絡みまくっておりました。
そんな中存分に怖い話を出来た、わたしが見つけたまとめすれを面白いと気に入って下さったとあるフレがいました。
オカ板に寄せられる怖い話っぽく、仮にそのフレをyさんとします。
そのyさんと、怖い話とか好きじゃないし系のフレ、hさんとわたしの三人で、よく怖い話をしたり、怖いフラッシュを観たりして遊んだものでした。
今でもよく覚えているのは「赤い部屋」というフラッシュ作品。
yさんが教えて下さったのですが、初めて見た時は予想はしていたもののやっぱりびっくりしました。その後嫌がるhさんに無理やり見せて楽しんだものです。
わたしは怖い映画を観たり、怖いオフゲをプレイしたりすると、それが怖かったことをyさんに報告していました。
すると、yさんは決まって言うのです。
「それ(作品のこと)のどこが怖いの?」
いやあそこやどこが怖かったんですよ、とわたしが言うと
「そんなのちっとも怖くないじゃない」
と返されます。更にyさんは続けるのです。
「人間の方がよっぽど怖いよ」
その言葉を初めて聞いた時、しったかなわたしは多分恐らくめいびー「そうっすよねー! よく言いますよねー!」とアゲアゲで応じていたことは確定的に明らか。
絶対にその意味を理解してはいませんでした。
その後もせっせと怖い話を漁り続けたせいか、今は、
怪異だ、怨念だ、呪いだなんて話を読んでも怖いと思うことは無くなり、あれほどびびっていた八尺様の話も平然と読み返せるようになり、いややっぱり八尺様には絶対遭いたくないんですけれどっ
呪怨を観て爆笑し、それでも消防の頃みてトラウマったリングを再び観るのは未だに腰がひけて、そのくせもっと怖い話はねえのかと漁っては怖くない! と愕然とするようになりました。
怖い話、というのは、筋がどんなに怖くても、それはファンタジックでノスタルジーな、わくわくと胸の躍るロマンに満ちた冒険譚なのかも知れません。
どれを読んでもやっぱり面白いし、楽しいのです。
でも、わたしは兎に角怖い思いがしたい。
怖いものが読みたくてたまりませんでした。
最近思い至ったのですが、この行為は、以前覚えた恐怖を上書きしたいからなのかも知れません。
怖い話を読み杉て麻痺したと言っても、未だにわたしは怖い話を読んで背筋が凍り、夢にうなされて眠れないという恥ずかしい有る様になることが有ります。
それは本当に兎に角怖い話でした。
一つや二つでは有りません。
そういう話は、いつだって、
「自己責任です」、と冒頭に書いてあったり
「この話を5つのスレにコピペしないと……」とか、「これを読んだあなたの元にも……」なんていうお馴染みの締め句で終わっているお話ではありませんでした。
いえ、そういうお話は大抵警告がしてあるので覗かないようにしているんですけれどね未だにびびってるんですねわたしびびりですねこいつびびりだぜ超びびり。
絶対解けない呪いだとか、
理解の及ばない凶悪な存在だとか
そういうものが一切出てこないお話でした。
わたしがいつも半泣きになって怖がり、読まなければよかったと心底後悔するのは
人間と人間の、人間だけしか出てこない
人間のお話です。
わたしもよせばいいのに、一定周期くらいで「人間の怖い話」とか「人間が怖い話」なんて分類されている話を読んでしまいます。
そして大抵物凄く後悔します。
今も先日読んだ、妖怪も悪魔も幽霊ももののけも出てこないとある話が脳裏から離れず、寝ようとすると思い出して絶望したりしています。
わたしはこの恐怖を上書きしたくてより一層怖い、怪異の話を求めているのです。それは呪いを解く作業と一緒なのかも知れません。
人間が怖いわけじゃない怖い話で恐怖の上書き、つまり浄化を。
でも、人外現象が絡むお話はやっぱり楽しい、面白い、興味深いお話でした。
「人間の方がよっぽど怖いよ」
今はどういう意味なのか解ります。
わたしは今はこう思っているのです。
「一番怖いのは人間だ」
ちなみに、地球で二番目に頭がいいのはイルカなんですよね!
まあそんなわけで恐怖を上書き出来ませんもうだめぽ。
怪異のお話は結局絶対遭遇しないと思えるから、届かない理想とも似た構造だから惹かれるのかもしれません。
でも、人間が怖い話は、今もどこかでそうやって苦しんでいることが確定的に明らかだから、あんなに恐ろしくて、疎ましくて、忌々しくて、腸が千切れそうなほど怒りがこみ上げてくるのでしょう。
読まなきゃ良かったもう遅い。
早く3on2とか出てくれないと痛い変態ブログがうさんくさいオカルトブログになっちゃうYO!
PR