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ゆめのなかでゆめをみて ゆめのつづきをゆめにみる
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生きている人間を「格好いい」と思ったことは後にも先にも中学生時代だけだった


いやhydeがおったわ
あの人は造形が神すぎるな
美しい
あと亀梨もそうだ
くそつまらん映画で亀梨の顔面だけで最後までみちゃったから亀梨も美しい

中学時代
上の学年に「ミケランジェロに作られましたか?」って造作の綺麗な先輩がいた
「うへあ~~~~~~~~~~美し~~~~~~~~~~~~~」って思っていた

同学年にも同じ系統の「ミケランジェロに作られましたか?」って造作の綺麗な子がいて
「うへあ~~~~~~~~~~~~~美人~~~~~~~~~~~~~~~~」って思っていた

あれが恋心だったのか憧憬だったのかはもう解らないけれど
中学を卒業して以降一度たりとも「美しい」と感嘆する生きている人間を見たことがない
hydeと亀梨は別ね

同学年の彼、仮にAとする

A君は確か勉強も出来て、絵も上手くて、音楽も楽器の演奏など積極的で、家庭科もまじめで、運動神経もよくて、パーフェクト少年だったと思う

コミュ強とかウェーイ系ではなく特定のグループでつるんでいたと思う

A君の所属グループの男子と隣の席になる機会が多かったのだが
給食の時間わたしの時代は4,5人の席で固まって机をくっつけ向き合って食べるという風習があった

あれ思い出してもなんでそんなことしていたんだろうな???????????
食事を通して闊達なコミュニケーションを促す狙いがあったのかな???
今は黙食が推奨されているし衛生面からも机をくっつけて向かい合って食べるというのは非推奨になっていると思う


なんの疑念もなくわたし達は机をくっつけて小さな島を作って給食を毎日食べていたのだが
A君は自分の席からわざわざわたしの隣の席の仮にB君とする、
B君の席までやってきて、お盆に食器類を乗せて、床において、B君と喋りながら食べていた

なんで????????????????????????????

必然A君はわたしの隣の床に座っている状態になる

一言も会話を交わすことはなかったが
中学生時代から全うに陰キャのコミュ障だったわたしはキョドりまくった
A君が普通の男子だったのなら「なんやねん」と思いつつキョドりはしなかっただろうし「なんしとるん」ってツッコミを入れただろう

でもA君は「美形」だった
キョドった
恐ろしくて声などかけられなかった

「な……なんでわたしのすぐ近くに座るんですか……ドゥフヒコポゥ……w わたしのことが好きだったりして……フヒッナイナイwwww」

と超絶キョドりながら真顔で食べていた

わたしがノートに絵を描いている時、急に影がさしさのでびっくりして頭をあげたら
A君が丁度覆いかぶさるような形でわたしのノートを覗き込んでいて魂が潰れたことが一度だけある
怖い

A「何書いてんの」
わたし「……フヒッ」
A「FFみたいだね」

A君は離れていった

なんなの??????????????????
怖いよ???????????????????????????????????
距離感おかしいよ??????????????????????????????????

わたしは〇〇委員決めで誰もが遠慮、あるいは嫌がって誰も手を挙げなくて、結局くじ引きになるという空虚な時間が嫌いだった

ので
体育祭実行委員、修学旅行実行委員、音楽祭実行委員、学級委員
など
誰も手を挙げないと見るやすぐ手を挙げた
実際仕事内容は大したものでもないし、負担ではなかった
「他にやりたい人がいないならやります」
と一応「目立ちたい、調子こきたい訳ではない」と弁明しながらいつもわたしが着任した

そうやって女子の方が決まるとなぜかいつもA君が
「仕方ねえなあ」
と言いながら挙手した

何が仕方ないの????????????????????????????????????????????????????
わたしは思い込みの激しい妄想癖の強いオタク陰キャコミュ障女子だからお前がわたしを好きなんだと勘違いするぞ????????????????????????????????????????????????????????????????????

わたしは「何も決まらないぐだぐだした時間」が嫌いなので、スローガンなどなんだの積極的に提案を出しまくった

わたし「〇〇はどうでしょうか」
A「〇〇がいいと思います」
なんで乗っかってくるの??????????????????????
怖い

同じ委員になっても特に会話などはなかった
決定事項を伝える程度のことしかしていない

あとなぜか放送委員も一緒になった
こっちはただの偶然だと思っている

放送委員は給食の時間に放送室を占拠し好きなカセットテープやCDを持参して好きな音楽をかける特権を有している

わたしはクラスメイトや憧れている子からかけて欲しい曲はないかと聞き回ってそれを流したりした
A君がある日
「俺が給食もっていくよ」
と言い出した

放送委員は給食を、お盆に全部乗せて放送室まで運んで、そこで食べるのが通常だった

わたし「!? えっ ……いいよ自分で持っていけるから……」
A「いいからいいから」
持っていかられた
なんで?????????????????????????????
好きになるぞ????????????????????????????????????

食べ終わった後も持って行ってくれた
なんで????????????????????????????????????????????

それから、わたしは当時深夜ラジオにはまっていたので
ラジオ風に音楽をかけながらイントロで被せ気味に曲名を紹介する、というのをやっていた
そうしたらA君は
「これかけて」
とCDを渡してきた
君も放送委員なんだから自分でやったらいいのでは?
と思ったがわたしは「曲名紹介するのが恥ずかしいのかな? そんなタイプには見えないんだけど」と思いながら「いいよ」と承諾した
でも結局
「やっぱり自分でやる」
といって自分でマイクに喋っていた
なんだったんだろう

数学の授業は難易度別に3クラスに分かれて行われていた
難しい、普通、簡単コースだ

わたしは好きな先生が難しいコースだったので難しいコースにエントリーした
他のクラスの生徒達も混ざるので、自分のクラスだったけれど席移動をした
好きな先生なので最前列がよくて、わたしは仲の良い数学狂いの友人と並んで最前列に座っていた

A君はなぜかわたしの席にいつも座っていた

なんで?????????????????????????????
同列の席他にも空いてるよ???????????????????????
近い席幾つも開いてるよ?????????????????????????????????????
どうしてわたしの席に座るの????????????????????????????????????????????????????????????????

わたしは小学生の頃虐めになんども巻き込まれている
それは悲惨で凄惨なものではなく、もっと原始的で動物的なもので
強い個体が己の強さを示す為に弱い個体を殴る、蹴るといったものだった
暴れる個体には共通点があって
タバコのにおいがしみついていた
子供心に「家庭に問題があるんだ」と思って、殴られながらもわたしはそういう女子や男子を蔑んでいた

それから男児はみんなそうなのだとわたしは思っているが気に入らない女子を「ブス」「デブ」呼ばわりして嫌がらせをするのを楽しみにしている
わたしの名前が「花子」だとして
男児らはわたしにタッチし、「花子菌が移る~~~~~~~」などと囃し立てながら鬼ごっこみたいなことをするのだ
滅茶苦茶ムカつくな
これの回避方法は只管無視する、もし自分がタッチされたらタッチしてきた相手にタッチし帰す
会話はしない
である

そういう目にあってきたので「男子が自分の席に座る」ことはわたしにとって異常事態だった
他に席がないとか
丁度隣に仲の良い友達が座っているからならともかく
なんでもないのにA君はわたしの席にいつも座っていた

A君とはよく同じ委員になったりしたわけだが
結局ろくに会話もしないまま卒業した

あの動揺と「美しいな」という感想が恋だったのかどうかは解らない


夢をみた
わたしは中学生で、教室には美術の授業で描いた絵が飾ってある
なぜかわたしは自分の絵を更に描き込んで台無しにしてしまう
それを後悔しながらクラスメイトに見てもらう
すぐ隣の席にA君がいる
A君にも見せて会話の切っ掛けにして話がしたいとわたしは思っている
でもA君に話しかける前に別のクラスメイトに話しかけた為
振り向いた時にはA君はもういなくなっていた
失恋した
という夢だったら
それから20年以上が過ぎている
わたしは幼い頃の失恋を20年も、何もせぬままずーっと引きずっている
最低で最悪だ
わたしはなんと人生を無駄に過ごしたのだ
起き上がる気力もない
とメソメソしていたのだが
起きたらメンタルはめちゃくちゃ安定していた

怖い

夢に引きずられて「自分のものではない感情」に支配されていた

わたしは別に失恋していない
中学生の時、非常に稀有な「美しい人」A君がクラスにおり
そのA君がわたしからすると奇妙な行動をとることがとても印象に残っていて
20年以上経ってもかなり鮮明に思い出せる
というだけである

怖い
なんでこんながっつり「失恋しました」っていう夢をみたの
本当にメンタルやばかった夢から覚めた時

最近予後の悪い夢ばっかりみていて本当に躰に悪い

素直に思い返せばA君はとても「気になる」存在だったのだから勇気を出して沢山話しかければよかったのにと思っている
陰キャのコミュ障はしょうがないね

因みに他の男子とは普通に会話のキャッチボール出来ていた
A君にだけ美し過ぎる故にキョドってたんね

よく考えると
A君はとても綺麗だったから
「わたしが好きになったら迷惑だろう」と思っていたんだな
「わたしに話しかけられたら迷惑だろう」
「わたしのことが好きなわけがないだろう」
そう言い聞かせて極力意識しないように、会話をしないようにしていた

好きなわけがないんだから気にせず話しかけていけよ陰キャはよぉ~~~~~~自意識過剰がよ~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~
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