佐藤二郎のことは多分銀魂の映画で認知した
銀魂映画自体は敬遠していた
だってわたしは原作至上主義者
実写映画なんてどれだけもてはやされていても唾棄していた
当時はすでに銀魂への興味はなくなっていたけれど
シュンオグリもハシカンも知らなかった
アーまた原作破壊されるんやろな~と思った
公開からそう年月の経たない頃
友達が一緒に銀魂DVD観ようと誘ってくれた
自宅でレンタルした映画を観まくろうぜ企画期間だった
銀魂の映画は役者さんの演技がどうだったかは思い出せないがあまりにも背景美術が「文化祭の大道具では?」合成が「甘すぎでは?」で「これはクソ映画だな」と認定した
恐竜神父くらいの合成の甘さと
「アーこれ屋内撮影ですね~」っていうのが一瞬で解る程度の光源、馴染ませ方? だった
多分画面のデジタル処理とかしてなかったんじゃない?
衣装もやすっぽくてな
あの時代は岸部露伴手法が確立されていなかったからどうあがいても実写にすると浮いてしょうがない漫画のキャラクターが来ている衣装がコスプレイヤーの手作り衣装よりやすっぽい出来になってたんだよな
兎に角浮くんだ
学生の文化祭の劇だったら衣装の安っぽさと大道具の手作り感はマッチして逆にいいと思うんだけど映画だとねえ
とにかく屋内撮影の合成が甘かったw
で
印象的だったのが佐藤二郎
もう銀魂をちゃんと読んでいなかったので原作のキャラについてうろ覚えだったのだが佐藤二郎はもうなんていうか佐藤二郎だった
強烈で魅力的だった
友達が「佐藤二郎は癖が強いから好きな人は好きだけど合わない人には合わない」と事前に教えてくれていたがわたしにはハマったんだな
兎に角魅力的だった
お得意の「ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ」が凄く良かった
で
その頃はまだ福田組とか大泉洋の魅力とかに気付いていなかったんだな
時は過ぎて新解釈三国志を観た
最高だった
董卓様の魅力というのは無双から三国志に入ったわたしは遅まきながら3onに出会って蒼天航路の存在を教えてもらい蒼天航路の董卓様を観てメロメロになったので
無双の小さい董卓様よりデカくてヤバい涼州人の理の清廉なんかか悪逆なんだかどっちないんだいの頂点を極めた後死ぬという一度は叶えたい夢とあっぱれな最後を迎えた魅力的な男なんだけど
危険な男なんだけど
人事をちゃんとしていたりとか
わざわざ献帝を立てたりとか
なんで……? ってなるのが魅力的だよね
孫に領地を与えてみたり
本当なのか嘘なのか処刑した人の肉を食べたり
あれ人肉食って中国人にとってどういう位置づけなんだろうね
三国志演義で董卓様が気に入らない部下を殺して食べたって描写されているからには「悪行」認定なんだろうけれど劉備の為に妻を殺して料理して食べさせた男の話は美談にされているので
あれか
士大夫の男を食べるのは悪行だけど
衣服を縫う糸であるところの妻を食べさせるのは善行なのか
そうなのかも知れん
日本では人肉食というのは飢饉の際にやむを得ず行われるがわりとみんなやってるよねというものだったけれど強い忌避感と罪悪感を持って語られるよね
むごいという印象
ちょっと中国人の人肉食はわかんないです
閑話休題
で
佐藤二郎ってめっちゃデッカいんだよな
身長181㎝
足は31㎝だって
肉厚で大柄な体
威圧感あるって
あの体であの顔で真顔で立たれたら怖すぎる
でもあの顔をへちゃむくれにしてきゅっと演技してくれるのでめちゃくちゃ可愛い
けれどやっぱデカいので威圧感がある
そのギャップがたまらんのやな
新解釈三国志では「董卓様・デカい・コワイ」というイメージから「こせこせしていてちっちゃくてなんか可愛い」の印象にされていてギャップ萌えなのだが
待って欲しい
椅子がデカいからか演技のせいかは解らないが小さく見えるけど
全然小さくないんだよデカいんだよ
でも呂布とかと比べるとこぢんまりした雰囲気になっているのが魅力的だったよね
佐藤二郎はクソデカいので
クソデカこわい董卓様だって全然やれたのにあえてチャーミング董卓様をクソデカい佐藤二郎でやるっていうのが最高でしたねありがとうございます
からの
鎌倉殿の13人ね
比企殿ね
押し出しのきく立派な男、陰謀を巡らす策略家
その姿からは佐藤二郎の愛嬌と「佐藤二郎はどう足掻いても佐藤二郎」が消えて比企なんやな……って感じして凄いなあ役者さんって思った
ぐじゅぐじゅぐじゅぐじゅ言う比企も良かったと思うけどデカくて力を持っている陰謀化の顔だったよね
からの
聖☆お兄さんね
ガンマイクはずるいよね
完堕ちしたね
わたし佐藤二郎が好き
からの
変な家の栗原!!!!!
栗原が佐藤二郎!? ってなるけど最高だった
わたしは佐藤二郎の新しい魅力に気が付いた
栗原みたいなネチネチと自説を演説するちょっと様子のおかしい人
ハマりすぎている
見た目のギャップがやっぱりいい
栗原さんってスマートな印象なんだけど
佐藤二郎ええやん……!
デカい体
愛嬌があるようにも不気味にも見える顔立ち
ネチネチしているようにも弁舌爽やかにも聞こえる喋り方
仕事の時には爽やかな人に見えて
雨男の前では偏執的な人物にも見える立ち居振る舞い
最高じゃない????????????
わたしは気付いた
佐藤二郎の京極堂が観たい
延々と博識で目からうろこな長広舌をぶつ佐藤二郎が観たい
もっと観たい
もっと欲しい
いかにも怪しくてでも頼りになってけど敵にはしたくなくて味方だとしても信用しきれないされども結局助けてくれる
そういう佐藤二郎が観たい
ウオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ佐藤二郎が観たいぞおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお
佐藤二郎の栗原さん良かった~~~~
ということで爆弾の佐藤二郎がめちゃくちゃ楽しみなんじゃあ
佐藤二郎は魅力的
ネチネチネチネチ絡んで欲しい
敵なのか味方なのか解らない佐藤二郎
佐藤二郎はいいぞ
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