アノニマスってなんざます?
ということでかるーくぐぐってみました。かるーく。
つまり浅い知識しか得ていない状態で
アノニマスについて語ってみたいと思います( ^ω^)
アノニマスは日本のネラーみたいなもので、ネラーが板によってスレによってその性質が多様であり特に御旗など掲げていないのに対し、
アノニマス(アノニマーとでも呼びましょうか?)は「ネットと表現の自由」の問題に共鳴し、それを脅かす対象へ徹底攻撃をしかけるという理念があるそうです。
しかしながらやっぱりネラーみたいなものなので、義憤に駆られて行動する者もいれば、祭りに参加してワッショイしたいだけの者、便乗してもっと悪どいことをやってのけようとする者もいるのだとか。
まあつまりネラーです。ビッパーですね、ビッパー。
さて、先ごろソニーのPSNが物凄い勢いで切断されまくったことがございました。
わたしは「ふーん」くらいにしか意識していなかったのですが、これはアノニマー達がDDoS攻撃、とやらを仕掛けた為らしいです。
なぜソニーが狙われたのか?
それは、とあるハッカーが改造PS3で改造データを配布したのを、ソニーが訴訟したからなのだそうです。
それくらい訴訟するの普通じゃね? なんで泥棒の報復活動なんかするの? と思いますね。わたしも思います。
アノニマスはハッカー集団なので仲間を助けようとしたのでしょうか?
それもあるかも知れませんが、それよりも、企業が「不正アクセスをした個人」を対象に彼らのネット接続の自由に踏み込んだのはこれが初めてのことだそうで、そこにアノニマスは噛みついたようです。
いやあ犯罪は犯罪なんじゃないの? でも確かに「知る権利」とかもあるしねえ、とわたしの五歳児並のお脳は結論をどっちにも出せずにおりますが(´∀`)
それは置きまして、アノニマー達は「ネットの自由」を脅かす企業にかたっぱしから攻撃をしかけるのですが、それは指揮系統があるわけでも明確な計画があるわけでもなく、
将に2chの凸系スレと同様、楽しそう、人気がある、イケてるならみんなが勝手に実行するというものなのだそうです。
ので、暴走しまくりんぐの諸刃の剣どころじゃない騒ぎなのです。
全ては参加者の良識に委ねられているわけですね。
アノニマスは先頃活発だった北アフリカ諸国の民主化運動で政府をサイバー攻撃したりもしています。
成程企業や政府等、「搾取する側」を攻撃する姿はまさに義賊でありますが、果たして「義心」による活動はどこまで保つことが出来るでしょうか。
その活動を見ていますと思案するまでもなく彼らは左翼系の運動家ですね。
昨今ニコ動などでよく流れてくる「左翼」の言、あれは間違っています。単に売国行為っぽいことをしている者に対して罵るだけの言葉になっています。
違います! 違いますよ! 左翼と売国は違いますよ! 左翼=革命ですよ! 革命!
むしろ今の時代に左翼も右翼もあったものか。
さて置きまして、彼らが支配者側から情報の自由を勝ち取る革命運動をしているとわたしは観ることにしたのですが、その手段がどうにも危なっかしくて頂けない。
彼らは革命活動の為に様々な組織と手を組んだりもしているようです。
その中に「朝日新聞」があるのよねー('A`)
そうなの? 現行政府倒したいの? ねえそうなの? 革命なの? でも朝日なんかとねえ……
敵の敵は味方、って奴であり、倒すべき相手であっても、目下の標的が彼と同一であるなら手を組むのは常道ではありますが。
目下の敵を倒した後は今まで手を組んでいた相手と戦うことになるわけですが。
アノニマスに対して拍手喝采し応援する気風もぼちぼち見えてきているようですが、彼らは中中どうして立派に不利益も与えてくれています。
まあ物事は一面だけではないので、牛乳みたいに「完全栄養食!」なんてことは有り得ませんし当然ですが。
手離しで歓迎するのはよろしくないので、彼らと何かしようという御人達には、手を組むという意識に留めて頂くのが良いように思います。
さてさて、ここでわたしの妄想力のお出ましと言うわけです。
将に世は乱世です。
インターネットという「情報の狩場」での大戦争まっただ中。
いつの時代も一番大切なのは「情報」でした。
情報と言うのは、権力があればあるだけ、暴力があればあるだけ集まってくるものでした。
しかし今の時代は違います。
ちょっと電気があれば誰でも巨万の情報を手に入れることが出来るのです。
そこに人間の「偉い人度」とか「金持ち度」はあんまり関係ありません。
そうなると困るのはやっぱり「支配者層」です。世の中は資本主義社会です。社会主義というのは本来支配されてる層が支配者を打倒そうとするものであって、
資本主義の先にあるものです。中国(笑)の社会主義とか偽物です! 間違ってるんです! 勉強不足だったんです!
とそれは置いておきまして。置いておくものが多いですねしかし。
そういうわけで、ここにきて「情報をいかに独占するか」という戦いが始まったのです。
支配する側は、一番の武器である「情報」を、被支配者も気軽に扱える状況を変えたいのです。
被支配者は、唯一と言ってもいい、支配者に対抗しうる武器「情報」を、規制されてはたまりません。
今までこの「情報」に関しては様々な部分で野放しでした。
同人漫画なんて良い例ではないでしょうか。ニコ動のMADもそうです。
今までグレーゾーンで目を瞑られていたものが、「そろそろ白黒はっきりつけようじゃないか」という段階になってまいりました。
わたしは違法DLやn次創作についてウンともスンとも申せる言葉を持っておりませんが、社会に於いても「こう!」と言えるものは確立されていないのではないでしょうか?
企業がゲームを売り出しました。
ユーザーはより面白く遊ぶ為にゲームのデータを改竄しました。
そしてそのデータを配布しました。おまけにお金も取りました。
こういう状況をどうするのか。
ACTAがどうなるのか、違法DLなんちゃらがどうなるのか、それによって答えが確定されるのだと思います。
とある一般人の変態ブログで政府を批判するコメントが書かれた。
公共良俗に反するからと言って削除を求められ、従わないなら罰則が与えられる、もしくは勧告も無く逮捕される世になるのか?
それは「より良い進化した社会」なのか?
はっきり答えれば、それはわたしにとってはディストピアでしかありません。
世はまさに図書館戦争で、僕らの16bit戦争へと向かっているのですね。
っていうわたしの妄想です、妄想。
ただ、わたし達が唯一と言ってもいい自由に出来るもの、「情報」が、取り上げられる未来がすぐそこに顔をのぞかせているのは確定的に明らかなのでしょう。
ぐぐったら出てきた↓
http://www.toyokeizai.net/business/strategy/detail/AC/6a3a34048854eb58ca96b3be592f09f0/page/1/
http://blog.esuteru.com/archives/5741126.html
http://matome.naver.jp/odai/2130205741970885201
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