じぶん、機械もえ
ハヤブサを思うと今も涙が出る
原発のことを考えた
今までの生活、充実して豊かだった生活と、切り離せない電気の存在
その電力の大部分を生み出していた福島原発
運転開始してから毎日休まず電気を作っていた
たまさか、自然災害にみまわれた
今誰しもが、その大きな姿を忌まわしいものとして恐れ、憎んでいる
おかしいかも知れないが、これを打っている今わたしは泣いている
いや、おかしいだろう
原発は今どんな気持ちだろうか
機械に気持ちのあるはずがないと言うのはもっともだ
わたしもそう思う
もしそんなものがあったら、やすやすと生み出し壊すことができようか
なんという一生だろうか
誰に労われることもなくテレビ画面に映し出される姿、それに怯える人々の顔、今もそこに残っている人々のことを思ってたまらなくなった
いつか世界中の誰もが原発を憎むようになっても、わたしもそうなってしまっても
今は壊れてしまった四角い大きな塊に、思う
今までずっとありがとう
どうかもう少し頑張って
沢山の人が炉心溶融の起きないようにと
必至の思いで戦っている
もうこれ以上悲しいことが起こりませんように
どんなに悲しくても一緒に乗り越えられますように
亡くなられた沢山の尊い命にご冥福をお祈りします
助かった沢山の尊い命がこの先も恙無くありますように
PR