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ゆめのなかでゆめをみて ゆめのつづきをゆめにみる
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ああ我が祖国よ
麗しき猛々しき雄々しき脳筋の国よ
ジーク魏オン


「ジーク魏オン」である

誰が言い始めたか知らないが

我が祖国泰山魏には掛け声があった

先ず一つ、「オッスオッス」

当時ニコニコ動画で隆盛を極めていた「ガチムチパンツレスリング」由来の猛々しき掛け声である

三頭猟戌さんのHPに詳しく記載されている、当部曲さんがメディア露出した件、「その時歴史が動いた」の内容も引用するが

>正式サービス開始の前後、魏には多数の槍使い、
>「戦術職」があふれます。
>金属の鎧に長い得物を携えた風貌は、
>まさに、三国志ファンが心に抱く兵士の姿そのものでした。

ということだったのか
兎に角戦術が多かったらしい
わたしはと言うと「二つ持てるなんてお得やん」と盾を選んでいたが

で、
何故か戦術には「ウホッ」という雰囲気が付きまとっていて、何故だかガチムチパンツレスリングと親和性があり、どいつもこいつも妖精哲学を履修し、アニキを信奉し
自然発生的に「オッスオッス」と掛け声を掛け合い始めるんだな

何度も供述しているが、一節の泰山魏は所謂「マラソン戦法」「脳筋突撃」、お互いに徒党疾駆を掛け合い祝福を使って電撃的に敵陣を食い破り、味方の死体を踏み越えながら死を恐れずに前へ前へと突き進む(楽進!)戦法で勝ちまくっていた

一方で「ジーク魏オン!」
である

元は当然「ジークジオン!」である

大変に親和性が高く語感が良い

だがこれが定着したのは何故か

一体誰が言い出したのか
今となっては知る由もないが

先述した「その時歴史が動いた」出演時の馬撥条さんの言葉を引用するに曰く

>4月からの三国制覇戦を控えたこの時期、
>魏に仕官したプレイヤーの多くは、
>自称・硬派の歴史オタクや、極度のオヤジ好き、
>そして、「蒼天航路」の連載終了に泣いたモーニング愛読者と、
>何より、「魏が好き」というよりも「蜀と呉が嫌い」といった、
>反体制思想を持つ危険分子ばかりだったと考えられます

わたしはと言うと、それまでに摂取してきた三国志は
真・三國無双シリーズ
吉川三国志
時期が怪しいが陳舜臣の曹操、秘本三国志、諸葛孔明


当初は素直に蜀陣営が好きだったのだが
それでも曹操様がどうしても好きで
読めば読むほど触れれば触れる程曹操様が大好きになり、魏陣営が大好きになっていった
蒼天航路に出合うのは3onを始めてからである

さて
果たして泰山魏民には、馬撥条さんが述べたように

>一言で言ってしまえば、
>「悪役好き」という事になるかと思います。
>ウルトラマンより怪獣が好きであったり、
>悟空よりピッコロが好きであったり、
>主役や人気というものに対して、
>それを支持するよりも、どうにかしてヘコませてやろうと、
>そう感じる人間が、おのずと集まったんだと思います。

だったのだろうか

自分を顧みてどうか
うん
アンパンマンよりバイキンマンが好きだ
わたしはワンピースという漫画が大嫌いなのだが、理由は、100話まで丁寧なテンポで描かれていたのに
100話だけ
「100話だということで象徴的なものにしたい!」感が押し出されていて、それが酷く押しつけがましくて、今までの丁寧な作劇なんだったんだよ、と呆れ残念に思ったのが発端
そこからだらだら読んではいたのだが
流石にご都合主義過ぎる展開に辟易してきて
そもそも海賊というのは取り締まられるべき犯罪集団であり、現代においても「海賊版」などの問題で困っていたり、素直に主人公を応援出来る気持ちが失せてきて
極めつけは和の国編で登場する新キャラが、反社なのに読者に対して称賛を強要してきたからである

気持ち悪い
奴ら、幼馴染などの強く出られる相手を下に観て借金踏み倒すなどの横暴をしておいて
良く解らん理由でもてはやされる男にはへーこらして
そのおでんとかいう奴も山の主を怒らせて被害を街に与えたのは自業自得であり、そのしりぬぐいを自分でした、というだけなのにほめそやされているのが気持ち悪かった

キャラクターの性格が未熟で腹立たしい悪人であるのに、全然納得のいく描写もないのに手放しで「こいつをもてはやせ」と押し付けられるのが気持ち悪かった

それからサンジが給仕の女の子を助けてあげて、結局給仕の女の子が余計に暴行された話もである
結局あの女の子を護る為には諸悪の根源をぶっつぶさねばならないのだが
表面上「格好をつける」だけで終わったので結局助けられなかった
偽善でなくてなんなのか
そこも気持ち悪かった
何が悪かったのか解っていなさそうなのが余計に

極めつけは和の国編でのパールハーバーのオマージュをやった件である
なんとルフィ達はアメリカ軍、港をやられたけどやられたのは廃棄した船なので戦力は無事です
オロチ側は奇襲をしたけど失敗した側
わたしは激怒した
それは地雷である
応援すべき主人公勢力にそれをやられたら激怒するよりない
今更追記するが、これは個人の主義主張なので他人にまで強要はしない
ワンピースを楽しく読んでいるひとはよんでいればいいとおもう
ただあれを「面白いもの」という前提で会話をしてこないでほしい
つまらないから

オロチにしても、同情し、応援したくなるキャラで、イエヤスモチーフと思われるキャラクターの方が反感を持った
兎に角ワンピースはわたしにとって神経を逆撫でするのだ
共感ポイントがまるでないのだ
臥薪嘗胆、再び返り咲けと応援したくなる人を悪人、倒すべきキャラクター設定して
こいつ警察に捕まれよ、というような反社をヒーローと据える
気持ちが悪かった

閑話休題

随分長い述懐になってしまったが、まあわたしにも上述により「ヒーローより悪役好き」の資質はあるのではないかと思う

いやちょっとワンピースは事例として出すには特殊だったかな……
わたしの倫理観で「悪人」が「ヒーロー」設定されていて気持ち悪いっていう話だからな

すまないが聞き流してくれ

閑話休題

では別の作品だ
それこそ三国志だ
どう足掻いても二次創作の方向性として三国志では曹操様が悪人として、董卓様を悪人として描かれがちである
そういう作品を読んでも
「まあ気持ちは解るが、曹操様はこんな人であり、董卓様にはこんな魅力があって」と轆轤を回せるので
矢張りわたしは悪役好きと言えるのではないだろうか!

勿論、「悪役」として描かれているわけではない蒼天航路の曹操様が大好きである
悪役だから好きなのではないが
矢鱈に「悪役」として描かれている人に興味を持ち「こいつがもっと活躍したら面白かろうな」という気持ちは子供の頃からある

紅の豚はちょっと特殊だな
あいつらみんな悪人だけどいいやつらだからなあw

というわけで!

個人的内省だが「悪役好き」には合致するであろう!

>反体制思想を持つ危険分子ばかりだったと考えられます

これについてはぐぅの音も出ない
ナチとかアドルフおじさんとか好きだしな……
大日本帝国応援してるしな……
自他ともに認めるナショナリストである

それに日本は昔っから「判官贔屓」とかありますからね資質として
なんか悪く書かれていたり負け組だったりする奴を観ると「いいところはないか、魅力はないか」と探しちゃう
関ヶ原だって毎年西軍を応援しているしな

「嫌われ者」と世界が認定している史実ものを見かけると「なんでだ?」と探りを入れて仕舞う気質は間違いなくある

怪獣とかライダーとかは履修してこなかったので解らんw

>少数が多数を倒すことへの憧れとでも言いましょうか、
>不人気であるからこその勝利への執着みたいなものが、
>あったように見えますね。

これもある

さて
随分長くかかったが、「ジーク魏オン」である
誰だよ言い出したの
ぴゅうさんも言ってたけど彼が初出ってわけでもないだろう
兎に角語感がいいのだジーク魏オン

祖国を偏愛的に、狂気的に愛する言葉だというのがもうなんかすごい伝わる
ハイルヒットラーみたいな感じ

その当時、その時点でわたしは「ガンダム」を知らない
名前を聞いたことがあるだけで、「黒歴史」がガンダム初出だということをふんわり知っていただけで、「スタンバる」もガンダム初出だと知るのはもっと後だ

これより後、3onが終わって、艦これを始めて、オルさんや他の人の艦これ✖GBF動画を視聴して、ついにGBFを観るまで
わたしはガンダムについてはほぼ何も知らないままでいたのだ

ギレンの演説については3onプレイ中にフレンドから教えられて観て「格好いいなあ」と素直に感嘆した

そうなのだ
わたしは実写キャシャーンのあの、社会主義的な色味、共産主義的な色味、軍国主義的な色味が大好きなのだ
それにころりといく奴なのだ

素養しかなかったのだ!!!

わたしは
ジオン贔屓なのである!!!

それは仕方がないのだ!!!

人生の一番輝かしい時を過ごした泰山魏で
いつでも叫んでいたのだから「ジーク魏オン」と
つまりあの泰山魏を構成していた国民は
ジオン好きが多く集まっていたこたは明白なのだから!!!

わたしは1stを観る前からジオン贔屓だったのだ!!!

そしていざ1stを観たら
益々ジオンが好きになって仕舞ったのだ!!!

最新の話だがジークアクスのキシリア様はいいぞぉ解釈一致です
オリジンズについてはわたしは1stアニメ版とは違う話、二次創作みたいなものとして取り扱っているのでないものとして考えている

ジークアクスは1stガンダムの「仮想戦記」である

そしてわたしはジオン贔屓である

ジオンが活躍したら嬉しいのである
それはわたしが、ジオン好きばかりいる泰山魏で生きていたからである

1stのジオン軍人味わい深い素敵なキャラクターばかりいるんだ……ギレンの恐ろしさすら好ましい

みんなジオン星人とか言ってジオンを悪、悪と言いますけどね

まあ毒ガスとかも後付け設定だし
シドニーに落ちたのも後付けだし
ジオンに組しないコロニーは片っ端から部壊したっていうのも後付けみたいだし

いやそれでも地球にコロニーぶつけた段階でジオンに正義は無いとする言は解るんだけれど

それでもあの状況かで形振り構わず戦いを挑んだジオン公国がわたしは好きですよ

ジオン贔屓なんです

それに対する地球連邦が腐敗しきっているのが余計悪いよ!!!

せめて地球連邦が素晴らしい人権意識のある組織であってくれよ!!!

というわけで
当然1stのジオン描写のせいでジオン好きではあるのだけれど
ミリも知らない時代に刷り込まれた、自然発生していた「ジーク魏オン」がわたしのジオンへの愛を形作ったのだという話

あの頃から何年が過ぎただろうか

わたしの愛は注がれ続け、ジークアクスビギニングを劇場で観て椅子で震えるまでになりましたよ……!

ジオンはいいぞ……
何せ二次大戦のナチ+大日本帝国だからな……

そしてイズマコロニーは「戦後の日本をイメージしているのではないかと思う」との鶴巻監督のコメント

もう俄然楽しみよ

マチュの物語も50話くらい見たいんだけど
ビギニングの部分も50話くらい見てえ!!!
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